アンティークと円安

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最近は急激な円安が進んでいます。

Tigermilkで取り扱っているアンティーク商品の数多くは海外から輸入されています。
そうすると、当然ですが輸入の際はドルやユーロなどの通貨で計算しますので、

円安になると単純に商品の代金が上がります。

昨年より1ドルが80円くらいから100円近くまで一気に円安になったものですから、

商品の価格や相場も大きく変動したことになります。

 

80円で買えた商品が100円ださないと買えないわけですから。

 

でもでも

じゃあTigermilkのアンティーク商品も一気に値上げか?

といってもそうはなりません。

 

一番の理由は円高時代に輸入した商品在庫があり、値上げする理由がないということになるのですが、
もう一つの理由の中には数字のマジックというか為替の大きな変動による錯覚もあるかと思います。

ドルで考えると80円→100円 であれば販売代金も1.25倍に値上がりしそうな印象を持たれるかと思います。

しかし実際は1.25倍になっているのは仕入れ値で、その他の関税などの諸経費を計算にいれても、
商品の販売価格が1.25倍にはなる訳ではありません(真っ当な商売であれば)。

もちろん、今後円安が続けば、輸入品は値上げをしていきます。
ただ、イメージほど大きな値上がりにはならないはずです。

問題は円安のスピードが速すぎることで、そのスピードの為に、
商品の流通ルートの見直しや価格改定が間に合わないことで、
値上がりした商品と今までの価格が混在するケースも出てくることかと思います。

Tigermilkのアンティーク商品も出来る限りお求めになりやすい価格で販売していきたいと
常々思っておりますが、円安が続くことで緩やかに価格も改定されていきます。
全く同じ商品を輸入した場合は、今と去年の価格で比べると、違いは出てきますので、
同じ商品であってもやはり若干ですが値段が上がってしまいます。

その意味ではアンティーク商品を日本のショップで購入する方は、今はまだお買い得といえる期間かもしれません。

アンティーク商品とは一期一会の商品だと、いつも感じていますが、為替変動がある限り価格に関しても一期一会。

今回の急激な円安を体験したことで、皆さまに良い商品をご紹介し続けられるように努力していきたいと、改めて感じております。

 

 

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